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2012-9-4.5 木曽駒ヶ岳、宝剣岳[1泊] [木曽駒ヶ岳]

木曽駒ヶ岳へ行ってきました。ブログタイトル的にもここは外せないでしょう(笑)

全国的に不安定な天候の中、5日の午前中ならば晴れが望めるとふんで出発の前日に山小屋を予約。

果たして山頂からの眺めは・・絶景か?それともまたガスか?

木曽駒.JPG

 

 

1日目 10:45相模湖I.C---(中央自動車道)---13:30菅の台バスセンター駐車場13:42---(路線バス)---14:17しらび平14:20---(ロープウェイ)---14:28千畳敷駅14:55---15:40宝剣山荘(泊)

2日目 宝剣山荘6:15---6:30宝剣岳6:45---7:00宝剣山荘7:10---7:30中岳---7:55木曽駒ヶ岳山頂8:45---9:50濃ヶ池分岐---10:05濃ヶ池10:30---11:20駒飼ノ池---11:55乗越浄土12:20---12:50千畳敷駅13:20---(ロープウェイ)---13:28しらび平13:40---(路線バス)---14:20菅の台バスセンター14:30---(中央自動車道)---18:10相模湖I.C

 

9月の頭、全国的に大気が不安定な状態だがせっかくの3連休だしどこか行きたい。各地の天気予報を見比べて5日の太平洋側なら晴れが望めるかもしれないと考え木曽駒に決定!当初は4日に駒ヶ根市内で宿をとって5日に登ろうと思っていたが平日という事もありロープウェイの始発は朝8時・・しばし悩んで4日に宝剣山荘まで行き5日の朝早くから動けるようにした。

あんまり山小屋に泊まりたく無いんだよなぁ、最近山の道具を買いそろえて収入に対する山関係の費用(勝手に”ワンゲル係数”と名付けよう)が高めだし、なにより今回も一人だし(山友?何それ?おいしそう。)

9:00 1ヶ月ぶりに修理工場から出てきたばかりの愛車で自宅を出発(修理内容:エンジンがかかるようになった、2年ぶりにクーラーから冷たい風がでるようになった)中央道は遠いぜ!ホントに!・・神奈川県民なので。

13:30菅の台バスセンターに到着、道が単純なので迷わずに着いたよ(かあなび?うん無いよ?)、でももう疲れたお。

夏の花が終わり紅葉に入る前の平日なので駐車場はガラガラ、1回500円。

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バスはすぐに来た(毎時12,42分発)、こんな時間なので乗車人数は少ない(ロープウェイまでは一般車進入禁止)

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バスの車内からサルの親子と、熊(体長60cmくらい)を見た! 野生の熊は初めてだ、すぐに隠れてしまったので写真に撮れなかった。やはり道路の方が彼らにも歩きやすいのだろうか?昔は砂利道だったけど今は舗装されてるしね。

昔・・そう、木曽駒には過去に来た事がある、子供の頃・・約30年も前、親に連れられ駒ヶ岳と宝剣岳に登り、赤い屋根の山荘に泊まり、どっかの池に寄って帰って来たのだ。山荘で女子大生のお姉さんがたにモテモテだったのと、ロープウェイの混雑は特に記憶に残っている、こんな具合だった。

1981木曽駒_0002.jpg

 

午後だし、曇ってるし今回のロープウェイはガラガラ。でもすれ違った下りのロープウェイは満員だったのでやはり午前中は混んでいたのだろう・・みんなコレ目当てで。

日本カール界のアイドル(?)千畳敷カール!

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ここはもう標高2600M、登山届け等書きつつしばらく身体を慣らしてから出発。時期外れだがさすが千畳敷カール、それなりに高山植物が咲いてた。

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登山道に入ったところで”イワヒバリ”に遭遇、もともと警戒心の低い鳥らしいが俺の歩みに合わせ、先導しはじめる。イワヒバリ的には遊びのつもりなのだろうか?50Mくらい一緒に歩いたら飛んでいってしまった。

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今回の新装備がコレ、[カシオ]腕時計 スタンダードスポーツギア SGW-300H-1AJF 、ガスでよく見えないが標高からして乗越浄土まで後少しのはず。

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乗越浄土に着いた・・けど、山荘はどこだ?こっちかな? 

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ガスの中から突然姿を現した”宝剣山荘”、本日の宿。

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チェックインを済ませ食堂に降りてくるが、相変わらず外は真っ白で視界は30Mくらいか。実は17:30の夕食までにあわよくば宝剣岳に登ってみようと思っていたのだが・・コリャ無理だ。 食堂の隅の本棚から漫画を引っ張りだして時間つぶし・・残念。

DSC01093.JPG現在の外のような状況を”ガスワンダー”と呼ぶらしいよ。

 

夕食は思ったより豪華、エビフリャーだ。

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夕食後・・ガスが薄くなってる。他の宿泊者の方にまじって外に出てみると、うーん微妙だなぁ日没までの時間も無いし・・やはり宝剣岳は明日にしよう。

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暗くなるほどにガスが晴れて来た、きれいな夕焼けをパチリ、左下のシルエットは”天狗岩”、右は”木曽御岳山”

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ほかにやる事も無く、他の宿泊者も皆部屋に引っ込んでしまったので早々に床に着く、同室の人も寝息を立てているがまだ19:00だ。ほとんど歩いていないだけに眠れん・・・。

 

二日目、5:30の朝食前に少し外に出てみるが御来光は・・丁度伊奈前岳の裏から登ったらしく拝めなかった。

朝食はこんな感じでした。

DSC01134.JPG

 

朝食を終えると他の宿泊客の方は早速出発、こちとら宝剣岳と木曽駒に登ったら麓に降りるつもりだったのでのんびり部屋の写真なんか撮ったりして・・、2階が2段ベッドの小部屋で3階が大部屋でした。

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6:15 山荘にザックをデポしたまま手ぶらで宝剣岳に出発・・・ん?、なんかガスが濃くなってるぞ?

クサリ場は濡れているせいもありちょっと怖かった、宝剣岳を越えて空木岳方面へ向かった人の物と思われるストック(伸縮できないタイプ)があちこちに置いてある、両手が使えないと此処は厳しいね。

う〜む、でも此処こんなに険しかったかなぁ? 子供の頃ヒョイヒョイ登った記憶があるのだが・・・。

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6:30 山頂に到着、昔は360°の絶景に目が釘付けになったのだが・・あえて言おう、「ガスワンダー!」

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ガスが晴れるのを期待して15分程山頂で”シャッター押し係”として待機するが、寒くなって来たので降りる。

宝剣山荘に戻って本棚から木曽駒のガイドブックを手に取る、時間は余ってるしどこか他に寄れる所ないかなぁ?。

”濃ヶ池”なる氷河湖が昔行った池だろうか?よし、木曽駒を越えてこの”濃ヶ池”経由で戻ってこよう。

ザックを回収して山荘の裏手に回ると西側からガスがどんどんあがってくるのが見える・・・空は青くみえてるんだけどなぁ〜、ガックリ。

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昔泊まった”赤い屋根の山荘”こと”天狗荘”の裏手にコマクサの再生区画が・・今回コマクサを見たのは此処だけ。昔、薬草として取り尽くしてしまったそうな。

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とりあえず木曽駒へ向かおうとしてふと振り返ると、今頃になって宝剣岳がガスの中から姿を見せる、今から登り返す気は起きないが、せめてその勇姿をパチリ。

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途中の中岳山頂から今回初めて木曽駒の姿を望む・・・が、30秒ほどでお隠れになった(笑)。

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木曽駒ヶ岳山頂に到着〜、ヤッター!・・・心なしかガスも薄くなって来たぞ?

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お、木曽駒から北側はよく見えるじゃないか、日差しも差して来たぞ。

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頂上で一休み、全然疲れてないけど(笑)、ますます強くなる日差し。

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頂上のガスは完全に無くなったが雲一つない快晴と言う訳にも行かず、北アルプス方面は曇っててよく見えず。

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駒ヶ岳山頂には”伊奈”側と”木曽”側がそれぞれ神社を建てていて、こちらは木曽側の方、ファッショナブルだ(笑)

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なんか本格的に晴れて来た(よし!)。濃ヶ池へ向かって稜線を降り始める、頂上直下はチングルマがたくさんはえてた。

DSC01212.JPG DSC01207.JPG

 

いつの間にか強烈な日差しで・・暑い、でも景色が良くて風も気持ちいい。1時間程で分岐点に到達。

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濃ヶ池への道は結構木がある・・熊、大丈夫かな?バスの中から見ているだけに心配になって騒がしく歩く。

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濃ヶ池に到着〜・・なんか小さいな?地面が砂地の所は本来水面があった場所。後から聞いた話だが近年はだいたいこの大きさらしい。

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濃ヶ池カール

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しばし休んで乗越浄土へ向け出発。しかし暑いな、この先また登り返さないといけないのに。

途中に沢があった、水が冷たくて気持ちいい、ジャブジャブ。

歩みを進めるとコース図には無い分岐が現れた、まっすぐと上。まっすぐ進む方は岩に”沢コース”と書いてある、どっちだ?

結論から言えば上に登って”駒飼の池”に出た、ガイドブックにもあったので上へ行くのが正解だと思う

但し、もしかしたらまっすぐ行ってもゆけるのかも?分岐の写真を撮らなかった事を後悔、下の写真は上へ少し登った地点の写真です。

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”駒飼の池”・・昔は池だったのかなぁ?馬を飼うのは難しそうだ。

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ここから乗越浄土へ向け一気に高度を上げる。

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ひ〜暑かった、乗越浄土に到着。高度を回復したので涼しい。

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千畳敷へ降りる前に駒ヶ岳を写真に収めようと思ったら、中岳に隠れて全く見えない。伊奈前岳方面に10分程移動すると見えました、パチリ。

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千畳敷へ降りる途中で思わぬお出迎え、場所的に多分昨日と同じ個体だと思う。

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千畳敷まで降りてきました〜、今日は人がいっぱい。

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帰りのバスは満員、臨時便も出てた。途中で猿の群れに遭遇。

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14:20菅の台バスセンターに到着、運転中に居眠りをしないよう気を付けなければ。

諏訪湖SAでお風呂。

DSC01285.JPG次の双葉SAにも寄って眠気覚まし。

談合坂エスエー★

談合坂エスエー.jpg

 

結局自宅に着いたのは20時、5時間以上かかってしまいました、ネムネム。

5日の日は晴れても午前中だろうと予想して日焼け止めを持っていかなかったのですが・・まさかあんなに晴れるとは、鼻の頭が真っ赤になってしまった(笑)

別の季節の千畳敷カールも見てみたいなぁ

 

今回の教訓

  • もっと広範囲の好天でないとその山域が晴れてても遠くの山が見えない。
  • 日焼け止めを忘れると下山後のお風呂が痛い!
  • 運転は疲れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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コメント 2

あけぽぅ

あ、こっちの記事もまとめて拝見いたしましたっ。

ワンゲル係数・・・(ぷ)

使わせていただきますw



また千畳敷に行きたくなってしまいました!(>_<)
by あけぽぅ (2012-10-01 16:06) 

MatTirl

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