2013-7-31〜8-2 尾瀬、燧ヶ岳(撤退) [燧ヶ岳]
尾瀬が大好きな母親を連れて尾瀬に行ってきました。
中日に別行動を取らせてもらい "燧ヶ岳" に登ってくるつもり・・・が、この年の開けきらぬ梅雨空に翻弄されずぶ濡れで引き返す羽目に・・。
1日目 浅草8:00---[東武特急きぬ103号]---鬼怒川温泉---[快速 AIZUマウントエクスプレス号]---10:46会津高原尾瀬口11:05---会津バス---13:15尾瀬沼山峠
沼山峠13:50----15:30尾瀬沼ビジターセンター(長蔵小屋 泊)
2日目 尾瀬沼ビジターセンター8:00---9:00沼尻----ナデッ窪(撤退)--11:20沼尻12:30---13:50見晴(弥四郎小屋 泊)
3日目 見晴7:50---竜宮十字路---ヨッピ橋---山の鼻---13:20鳩待峠--(乗り合いタクシー)--13:50尾瀬戸倉
尾瀬戸倉15:10---[関越交通バス(尾瀬号)]---19:00頃新宿駅東口
今回は北側の沼山峠から入って尾瀬ケ原を歩き南側の鳩待峠に抜ける予定。
2日目に母が尾瀬沼から見晴(みはらし)にゆっくり歩く間に燧ヶ岳へ登ってこようと言う魂胆だ。
ちなみに母は尾瀬暦ウン十年の大ベテランなので道迷いの心配はない。
この年は梅雨明け宣言こそ早々に出たものの、東北地方においては8月に
入っても長雨が続く妙な気候だった。
浅草から電車に揺られる事約3時間、会津高原尾瀬口に到着。ここからバスでさらに二時間・・尾瀬は遠いなぁ。
駅には土産物屋が隣接していてここでバスの切符を買うと少しだけ安く買えます(回数券をだしてくれるから)
浅草を出発してから五時間と少し・・、やっと沼山峠に到着。熊鈴を忘れて来たのでここで購入。
前日までの大雨も小康状態を保ってる・・、予報ではこの後二日ほどくもりらしいが麓の予報なので尾瀬の中ではどうなるか・・。
今日は尾瀬沼まで行けば良いのでゆっくり出発
大江湿原に入ると "かじられた水芭蕉"がアチコチに・・、かじるのは熊(そしてお腹をこわすらしい・・)
雲の切れ間から日差しが差し込んで気持ちよい。
コオニユリ(?)他、いろいろ咲いてます。
ほどなく "尾瀬沼ビジターセンター" に到着、天候が不安定なせいか廻りに人は少なめ。
前日までの大雨の影響で水かさが増してる "尾瀬沼"
湖畔から見上げる "燧ヶ岳" 、晴天に恵まれないのはいつものこととして・・。
せめて明日、雨が降らないといいのだが・・・。
母のたっての希望で人気の "長蔵小屋" に宿泊、尾瀬なので風呂に入れます(石鹸、シャンプーはだめ)。
晩御飯はこんなかんじでした。
翌朝、さて天気は!?
・・・大雨 (´・ω・`)ショボーン
・・しかし、朝ご飯を食べて外を見てみると・・
おおっ!? 日差しがさしてきた!?
山の天気は気まぐれ。今のうちに出発だ。
食事中? のヤマナメクジに遭遇。
早く帰らないと乾燥するよ?
この日までにさんざん降った雨が、あちこちに臨時の沢を作ってる。
この気まぐれな日差しがいつまで続くかわからないので最短コースである・・・
"ナデッ窪" を通って燧ヶ岳へ登るつもり、かなりの急傾斜らしいが宿のひと曰く "登る分には大丈夫" とのこと。
程なく、ナデッ窪への分岐点となる沼尻に到着。
ここから母とは別行動。本日の宿、見晴の "弥四郎小屋" で合流予定だ。
グズグズしてはいられない、ギアを入れ替えてナデッ窪へGO!
・・・しかし、日の光を浴びたのもここまでだった (´・ω・`)
急激に曇りだす空。
森に入ると木道に水が流れ・・・
雨が降り出した (´・ω・`)
急激に強くなる雨、結局一時間ほど登ったが雷鳴を聞いた時点でGAME OVER、引き返すことに (´・ω・`)
こういう時に写真が無いのは・・やはり心に余裕が無いのだろうか・・・
"登る分には大丈夫" なナデッ窪は・・・降りるのが大変だったお(´・ω・`)
ドプドプ水に浸かりながらもなんとか沼尻まで戻ってきた。
ザー
・・頂上で食べるはずだったお弁当でも食べよう・・・(´・ω・`)
・・ちょっと濡れてるケド(´・ω・`)
雨も少し弱くなったので、しょうがない・・見晴に向かうか。
おかしい・・木道を歩いていたら沢に突き当たったでござる。
木道の上まで川の水が・・・
やがて右から(本来通るハズだった)見晴新道が合流してくる・・が、合流してきたのは川だった・・・。
靴の中をチャポチャポいわしながら見晴に到着。
弥四郎小屋でコーヒーでも・・あったまるぅ(*´Д`)=3ハァ・・・
あーごはんごはん・・・ツマンネ (´・ω・`)
二日目終了〜。
三日目、とりあえず雨は降ってない、テンション上がらないなぁ。
尾瀬ケ原を突っ切って鳩待峠に抜けるだけなのでのんびり歩く。
途中、竜宮小屋にてコーヒータイム、このとき戸倉の竜宮旅館でお風呂に入れることを教えてもらう。
羽化途中のトンボ
雲の隙間から差す日差しが心地よい。
花は結構咲いてました、えーと "ねじ花"?
正面に至仏山、さすがに頭に雲をかぶってる。
振り返って燧ヶ岳、半分くらいまで登ったんだけどなぁ・・・(´・ω・`)
山の鼻に到着、ソフトクリームがうまい。
鳩待峠への登り、ここに来てこの日一番の日差し。
あつい〜 (´・ω・`)
鳩待峠ではバスの時間が合わなかったので、乗り合いタクシーを待って(人数が溜まると出発)戸倉へ。
尾瀬戸倉バス停から少し歩いた竜宮旅館でお風呂〜。気持ちよかった。
あ、日帰り入浴施設はバス停近くにもありますよ。
帰りは高速路線バス "尾瀬号"で新宿へ一直線。
やはり乗ったままで着けるのは楽だなぁ・・
予定どおり19:00頃に新宿到着、結局三日間かけて沼山峠から鳩待峠まで尾瀬ケ原を歩いただけだった・・。
このときの経験から、自分の頭の中で燧ヶ岳は "今までで一番厳しい山" にカテゴライズされたのであった。
(´・ω・`) おしまい。
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